【弱くても勝てます】第一話のあらすじの振り返りと感想。

公開日: : 最終更新日:2017/02/23 テレビドラマ, 弱くても勝てます

嵐の二宮和也くんの主演ドラマ「弱くても勝てます」が始まった。
初回の視聴率は13.4%とまずまずの滑り出しといえるだろう。

強ければ勝ち、
弱ければ負け、
当たり前だ。

人はいつだって、当たり前なことの前では、なす術もなく、ただ、立ち尽くすほかないのだ。

しかし、13年後、俺はまるで正反対の主張を叫ぶことになる。
弱くても勝てると。

ドラマ「弱くても勝てます」イントロダクションより

ドラマ「弱くても勝てます」

「弱くても勝てます」第一話のあらすじ

勤務していた研究所の論文に捏造の疑惑が持たれ、学会が調査に乗り出すとともに、来年度分の助成金が凍結された。一年間で研究捏造の疑いを晴らすという事情から、不本意ながら母校である小田原城徳高校に教師として赴任することになった田茂青志(たもあおし)。

そこで、かつて在籍した野球部との関わりが始まる。
OBの視点から見た現在の城徳野球部は、試合ができる人数である9人が揃わず、練習においてはキャッチボールもろくにできていない状態。

これはOBでなくても目を覆いたくなる悲惨な状況だ。ドラマの設定とはいえ、野球部に入部してきた部員がキャッチボールもできないというのはいかがなものかと考え込んでしまう。

とはいえ、今後逆境を跳ね返してライバル校を打ち負かしていくのだ。今の時点ではレベルを下げるだけ下げておいたほうが、ギャップが激しくなるのでドラマとして盛り上がることになる。

実は、田茂自身の野球部時代も良いプレーヤーではなかった。そればかりか、長年のライバル校である堂東学院との親善試合において、キャッチャーでありながら火ダルマになった過去が明らかになっていく。味方ピッチャーの投げるボールを満足に捕球できず、パスボールを連発して親善試合に大敗してしまったのだ。彼はそれ以降野球からも城徳野球部からも遠ざかってしまっていたのだ。

現在の、城徳野球部にも当時の田茂と同じ境遇に苦しむ生徒がいる。昨年の堂東学院との親善試合でライトを守っていた赤岩だ。守備の苦手な赤岩が守るライトを狙いすまして打球を集中させた堂東学院に、エラーを連発して炎上、試合は大敗した。そして彼もそれ以降、野球部から離れていたのだ。田茂は苦しんでいる赤岩に、自身の苦い経験を話して聞かせる。

ある日、雑誌の取材に訪れた記者に同行し因縁の堂東学院を訪れたことから、伝統の親善試合を再開することにする。ついては、9人揃っていない野球部員の不足分を揃えないと話にならない。田茂は、学校内でくすぶっている連中を探せ、と指令を出した。何らかの理由で居場所を失っている彼らに、野球部のレギュラーポジションという居場所を与えてあげる作戦だ。この策略はみごとに当たる。ブラスバンドでくすぶり、誰もいなくなった音楽室で指揮者のタクトを振る亀沢。超短距離走に適性のある岡留。補助要員としてマネージャーのストーカーをしている志方。

こうして9人揃った野球部は堂東学院との親善試合に望む。しかし城徳の後攻でプレーボールするもピッチャーがストライクを投げられないので押し出し四球を連発、試合にならない。途中から試合に加わった赤岩がピッチャーを務め、なんとかストライクは入るようになったが、今度はシートバッティングのように打たれ放題。1回の表、堂東学院の攻撃が一向に終わらない。疲弊する生徒たちを見かねて相手ベンチの監督のもとへ頭を下げる田茂。「そろそろ、うちの生徒たちにも打たせてやってもらえないでしょうか」と懇願する。「堂東野球部に八百長をやれといっているのか」と一蹴する相手監督とのやりとりをみた城徳ナインに闘志が芽生えた。エラー、またエラーを繰り返しても必死にボールを追いかけるナイン。ついに3つのアウトをとって、1回表の守りを終わらせることができた。さあ、城徳の攻撃と思ったところで、非情にも日没コールドが宣言されて、試合はそこで終了してしまった。

くやしがる野球部ナインに、田茂は「俺がお前らの監督になってやる」「弱くても勝てることを一緒に証明してみよう」と宣言する。

事なかれ主義から熱血教師へ

前半の教師、田茂はとっても事なかれ主義だ。

担任する教室での発言がそれを物語っている。田茂の自己紹介を兼ねた挨拶はこうだ。

君たち3年生は、この一年間まさに集大成といっていいときだ。そんなときに余計なことに悩まされず、平穏に過ごしたい。それはな、俺も同じだ。だからこそ問題が深刻化する前に迅速に解決したい。

(さらに続ける)

【田茂】
おそらく、このクラスで問題となっている原因は、君だ!(赤岩を指差す)
どうして、野球部に戻らない。

【赤岩】
先生には、関係ないでしょう。

【田茂】
当たり前だ、全然関係ない。

【赤岩】
だったら別に・・

【田茂】
俺はな、俺に関係のある問題を解きたいんだよ。なのに無関係のお前の問題がちらついたら、気が散るんだ。

【赤岩】
問題を抱えているのは俺じゃなくて、野球部です。

【田茂】
いずれにせよ、問題は早めに解決しろ。お前のために、俺のためにもだ。

しかし、田茂自身の過去に火ダルマとなったトラウマと向き合い。不甲斐ない野球部員と触れ合っていくうちに、徐々に彼のハートに火がつきはじめる。親善試合後の彼と生徒たちとのやりとりをみると、その変化に気づくだろう。ただし、あくまでも口調はクールだ。

【赤岩】
俺達でも勝てますか?

【田茂】
勝てる!

【赤岩】
強くなれますか?

【田茂】
無理だ。
おそらくお前たちは弱いまんまだ。

でも、勝つ。いや、むしろ弱いまんまで勝つ。その方法を考えよう。

幸い俺たちは、全員賢い。だから考えろ。俺も考える。

そのためにまず、今日から俺がお前らの監督になってやる。

弱くても勝てるんだっていうのを一緒に証明してみせようじゃないか。

いつの間にか、熱血教師(監督)になってます。

原作本との違い

原作では、現役東大生を毎年うみだしている、日本の超エリート進学校「開成高校」が舞台です。ドキュメンタリーである原作は主人公が監督でも生徒でもなく、開成高校野球部を追いかけるジャーナリストだ。ちょうど、ドラマ中の役どころでは麻生久美子が演じる利根璃子が、外から見た進学校の野球部を描いている。

ドラマで描かれている生徒たちは従順無垢だが、原作に書かれている実在の進学エリートは腹に一物をもった感じで、なかなか素直には言うことを聞かない。いや、最終的には言うことを聞くのかも知れないが、自分のなかで論理的に納得すれば従うといった印象。その点は、ドラマの高校生が眩しいくらいアホっぽく見えてしまう。

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